しあわせ

 

 

 あなたに抱きしめられて、すやすや子供みたく眠りにつきたい。

 

そして朝おきて、朝食を食べないあなただから、

わたしとあなたの二人分のコーヒーを作って、「朝だよ。」そう耳元につぶやきたい。

 

あなたは寝ぼけて、何か言うだろうね。

それでわたし、くすっと笑ってまた言うの。

 

「おはよう。」

 あなたの髪を撫でながら。

 

 

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